みなさんは、イモリやヤモリの生態についてどこまでご存知でしょうか。

見た目は似ていますが、どちらも全く異なった生物になります。

イモリはカエルなどと同じ両生類、ヤモリはトカゲやヘビと同じ爬虫類です。

イモリは、水辺に生息し、ヤモリは家の壁や天井でよく見られます。

今回は、イモリとヤモリの体について調べてみました。

イモリとヤモリの指の数

イモリとヤモリで指の数に違いがあります。

イモリは指の数が前後で異なります。

前は4本、後ろは5本です。

水中でも陸上でも歩くことはできますが、動きは遅いです。

ヤモリの指の数は前後共に5本です。

陸上のみが生活域となり、イモリとは違って動きも素早いのが特徴です。

イモリ ヤモリ 尻尾 指

尻尾の再生

イモリとヤモリには再生能力があります。

ヤモリは危険を感じると自切をして尻尾を切り落とします。

尻尾は再生するのでしばらくすると元の長さに戻ります。

イモリは自切はしませんが切れた部分の再生は可能です。

ヤモリは尻尾のみの再生が可能ですが、いもりはどの部分でも再生させることが可能となります。

ヤモリは同じ爬虫類であるトカゲと同様、尻尾の自切と再生、イモリは自切はできませんが体のどの部分でも再生が可能です。

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まとめ

イモリは前後の足で指の数が異なっていたり、自切はしないのにどの部分でも再生が可能であったりと不思議な部分が多い生物です。研究者がイモリの再生能力を研究した際、同じ固体から眼球の水晶体を取り出して再生させるという実験を18回繰り返しできたそうです。この再生能力を医学に用いての研究もされているようです。イモリの再生能力が人間の医療に用いられるとすごいですね。また、イモリは有毒でテトロドトキシンが含まれていますが、含有量少ないので触っても問題はありません。しかし、イモリを触った手でそのまま目を擦ったりするのは避けてください。触った後はしっかりと手を洗う必要があります。イモリもヤモリも飼育も簡単にできるのでペットとしてもお勧めです。ですが、ヤモリの手には吸盤があるので飼育の際は、しっかりと蓋をしないと脱走してしまいます。是非、参考にしてみてください。

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